Predictive routing framework
元ネタ: Layer and rhythm specificity for predictive routing | PNAS (2020)
階層的予測符号化(hierachical Predictive Coding; hPC)では、高次の予測が低次の領域に送られ、そこにおける実際の感覚入力とのエラーが計算される。
このエラーが逆に高次領域へと送られ、予測モデルの更新に使われる
しかし、実際に生物での計測をすると高次の予測が低次まで降りてこない結果が出てきている
例えば、Stimulus history, not expectation, drives sensory prediction errors in mammalian cortex | bioRxiv (2024)
Predictive routingでは、予測と実際の感覚入力のエラーは回路レベルのメカニズムではなく、細胞集団が形成するリズムによるemergent propertyと考える
Naa_tsure.iconマウスとサルで異なるって話はありそう
cortical oscillationの利用
α波(alpha oscillation)/β波(beta ocsillation)(8 - 30 Hz):
高次領域で予測として形成されて、低次感覚野へと送られる
γ波(gamma oscillation)とスパイク(Spike)を抑制する
γ波(gamma oscillation)(40 - 90 Hz):
予測していない刺激が来た場合は、γ波(gamma oscillation)とスパイク(Spike)が強くなる